暗号資産調査企業メサーリが30日に公表した四半期レポート(アバ・ラボ委託)によると、Avalanche(アバランチ、
AVAX)ブロックチェーンは2025年第4四半期に記録的なネットワーク活動を達成した。C-Chainとアバランチ独自チェーン全体で1日平均3,820万トランザクションを処理し、前四半期比4.5%増、前年同期比1,162%増という爆発的成長を記録している。
この成長を牽引したのは、バイナリーネットワークによる通信事業者との戦略的提携だ。同ネットワークは「ワンウェーブ」プラットフォームを通じ、東南アジアとアフリカの大手通信事業者のロイヤルティプログラムにWeb3アプリケーションを直接組み込み、3億8,500万人以上の月間アクティブユーザーベースへのアクセスを実現した。
バイナリーネットワークはQ4に31億1,000万トランザクションを処理し、前四半期比45.7%増を達成。アバランチ独自チェーン全体のトランザクションの92.9%を占めるに至った。この数値は、前四半期の65.9%から27ポイント上昇しており、通信事業者ベースのユーザー獲得が数千人規模から数千万人規模へとシフトしたことを示している。
トランザクション数と同様に、アクティブアドレス数も急増した。1日平均アクティブアドレス数は2,470万に達し、前四半期比25.1%増、前年同期比16,360%増を記録。2024年第4四半期にはわずか3万6,569アドレスだったことを考慮すると、1年間で66,695%という驚異的な成長率となる。
バイナリーネットワークは引き続きユーザーアクティビティでも圧倒的な存在感を示し、独自チェーン全体のアクティブアドレスの98.3%を占めた。
メインネットのC-Chain単体でも、1日平均トランザクション数が210万に到達し、前四半期比63.0%増、前年同期比799.3%増を記録。これは四半期ベースで過去最高の数値だ。1日平均アクティブアドレス数も31万9,010に達し、前四半期比14.2%増、前年同期比180.4%増となった。
年末には活動がさらに加速し、12月31日には1日あたりのアクティブアドレス数が43万6,783に達している。
Q4にはアバランチ独自チェーンエコシステムも拡大を続け、アクティブな独自チェーンの数は前四半期の68から75へと10.3%増加した。新規ローンチには、ストリーミングプラットフォームのブレイズやインディーゲームハブのグロットなど、消費者向けおよびゲーム向けチェーンが含まれている。
メサーリのレポートは、2025年を通じて21の独自チェーンが四半期ベースで過去最高のトランザクション量を記録したと報告。新規参入のガンジラとオレンジWeb3は、12月末までにそれぞれ3,760万、1,090万のトランザクションを処理した。
メサーリは、75のアクティブな独自チェーンと、生体認証を可能にしたグラナイトアップグレードにより、アバランチが2026年に機関投資家向けのトークン化ユースケースと消費者向けのゲームアプリケーションにとって重要なインフラとなる可能性があると分析している。
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