IPOロードショーの一部としてバックパック活用を検討 暗号資産(仮想通貨)のウォレットおよび取引所を運営するバックパック(Backpack)が、IPO(新規株式公開)株式へのオンチェーンアクセス機能の提供を構想している。 […]IPOロードショーの一部としてバックパック活用を検討 暗号資産(仮想通貨)のウォレットおよび取引所を運営するバックパック(Backpack)が、IPO(新規株式公開)株式へのオンチェーンアクセス機能の提供を構想している。 […]

バックパック、IPO株式へのオンチェーンアクセス構想を公開

2026/03/05 15:37
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IPOロードショーの一部としてバックパック活用を検討

暗号資産(仮想通貨)のウォレットおよび取引所を運営するバックパック(Backpack)が、IPO(新規株式公開)株式へのオンチェーンアクセス機能の提供を構想している。バックパックの創業者兼CEOであるアルマーニ・フェランテ(Armani Ferrante)氏が3月4日に自身のXアカウントで説明した。

バックパックは、昨年10月にブロックチェーン金融インフラ企業スーパーステート(Superstate)と連携している。フェランテ氏によると、IPOのロードショー(上場前に投資家へ株式を販売するプロセス)の一部として同社のオンチェーン株式上場プラットフォーム「オープニング・ベル(Opening Bell)」の活用を検討しているという。これによりバックパックのユーザーが、株式市場での公開取引開始前にIPOの割当(アロケーション)へアクセスできる可能性があるとしている。

バックパックは現在、この機能に関するウェイトリストの受付を開始している。登録したユーザーは、同機能の初期提供時に優先的に利用できる可能性があるという。なお公式説明では、利用対象は「eligible(条件を満たす)」ユーザーとされている。

フェランテ氏は今回の取り組みについて、バックパックをIPOロードショーの投資家アクセス先の一つとして位置付ける構想だと説明している。通常、企業がIPOを行う場合、株式は上場前に投資銀行などを通じて主に機関投資家へ配分されることが一般的だ。多くの個人投資家は、株式が証券取引所で公開取引を開始した後に証券会社などを通じて購入する形となる。

ただし、同機能の実現には、プラットフォームのユーザー規模や活動度が重要になるとも同氏は述べている。

なお、このような新機能の提供が模索される中、バックパックは米国事業の体制強化も進めている。

米商品先物取引委員会(CFTC)の元コミッショナーのマーク・ウェトジェン(Mark Wetjen)氏はリンクトイン(LinkedIn)で、バックパックの米国事業を統括する役職(President of U.S.)に就任したと明らかにした。ウェトジェン氏は、DTCC(米証券集中保管機関)の元マネージング・ディレクターとしてグローバル政策提言を主導した経歴も持つ。

また、バックパックは今後独自トークンの発行を計画している。フェランテ氏が2月にXに投稿した説明によると、バックパックトークンを一定期間(少なくとも1年)ステーキングしたユーザーは、将来的に同社のエクイティ(現時点で20%分を充当)と固定比率で交換できる機会を検討しているという。フェランテ氏はこの取り組みについて、トークンの価値を企業の所有権と結び付ける新たなモデルだと説明している。

画像:PIXTA

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