車内の細かい汚れを気軽に掃除できる、車用掃除機。ダイソンやマキタなどの有名メーカーの商品が、オートバックスをはじめとしたカー用品専門店、ケーズデンキのような家電量販店などで販売されています。しかし、強力な吸引力を謳うものやノズルの種類が豊富なものなど、商品によって特徴はさまざま。ガソリンスタンドでも貸し出されていることがあるため本当に買うべきなのか、コードレスなどの電源方式はどれがいいのかと、迷っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の車用掃除機9商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの車用掃除機をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストな車用掃除機は「扱いやすく、吸引力が高い商品」。徹底検証してわかった車用掃除機の本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストな車用掃除機を「扱いやすく、吸引力が高い商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の車用掃除機9商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。検証①:吸引力検証②:お手入れのしやすさ検証③:扱いやすさ検証④:静音性
おすすめスコア:4.65(2026/02/26時点)
最安価格:14,300円(2026/02/26時点)
これ1台で車も部屋も。マルチに使えて吸引力も高かった1台
マキタの「充電式クリーナ CL107FDSHW」は、お手入れが面倒な人や屋内でも使用したい人におすすめです。とくにお手入れのしやすさが比較した掃除機のなかでも抜きんでており、ゴミが貯まったらそのまま捨てて交換できる紙パック式なので、手が汚れにくいところが美点。集じん容積が大きめなので、ゴミ捨ての頻度も少なく済みますよ。吸引力も文句なしの性能で、本革やトレーマットにまかれたゴミがわずか0.5往復で完全に吸い切れました。細かい砂以外に髪の毛も吸い残しなくきれいにできたので、人だけでなくペットを車に乗せる機会が多い人にもぴったりです。毛足が長いフロアマットでも、お菓子の食べカスや砂利なら0.5往復でしっかり吸い取れました。屋内でも使いやすいスティッククリーナータイプであるうえ、T字・細口ノズルがついているので場所によって使い分けが可能。LEDライトでゴミが視認しやすいところも好印象です。稼動音は実測で76.2dBと静かではないものの、日中使う分には騒音になりにくいでしょう。屋内と兼用できるうえに、吸引力も申し分のない高さ。とくに集じん方式が紙パック式の掃除機は、比較した商品のなかではこの掃除機だけだったので、お手入れの簡単さにこだわるならぜひ検討してみてくださいね。
おすすめスコア:4.56(2026/02/26時点)
最安価格:12,684円(2026/02/26時点)
吸引力が高く、お手入れが簡単。屋内外で使えるところも魅力
マキタの「集じん機 充電式クリーナ CL106FDSHW」は、屋内でも使用したい人や吸引力を重視する人におすすめです。スティッククリーナータイプで屋内の掃除もしやすく、高い吸引力が魅力。集じん容積が実測で0.55Lと大きくゴミ捨ての回数を減らせるので、お手入れの回数を抑えたい人にもぴったりです。実際に車のシートやマットと同様の素材にゴミを撒いて使ってみると、砂や髪の毛、お菓子の食べカスがわずか0.5往復で完全に吸い取れました。毛足の長いフロアマットだと毛糸や髪の毛・砂が残ってしまったものの、十分な吸引力です。集じん方式はカプセル式で、ゴミに触らずに捨てられるうえ紙パック式に比べてランニングコストがかからない点もメリット。ゴミ容器のフタが開閉時にゴミを噛みやすいのは注意点ですが、集じん容積は今回比較した掃除機のなかではトップクラスでした。お手入れの頻度は少なく済むでしょう。本体重量は994gと手が疲れるほどの重さはなく、T字ノズルのほかに細口ノズルがついているので狭い場所にも使いやすいですよ。稼動音は72.6dBと静かとまではいきませんが、そこまで大きな音は出ないので騒音にはなりにくいレベルです。スティッククリーナータイプなので屋内のフローリングを掃除する際にも活躍するでしょう。屋内・車に兼用したい人はぜひ検討してみてくださいね。
おすすめスコア:4.5(2026/02/26時点)
最安価格:5,480円(2026/02/26時点)
車を隅々まで掃除したい人におすすめ。付属ノズルが充実
オートバックスセブンの「VOLCANO ボルケーノ VC360 コードレスハンディクリーナー 00032967」は、車の掃除に特化して使いたい人におすすめです。高い吸引力と車の掃除に適したノズルがそろっているので、車内のさまざまな場所をしっかりと掃除できるでしょう。実際に本革やトレーマットを掃除すると0.5往復で細かい砂や髪の毛、お菓子の食べカスまで完全に吸い切れました。毛足の長いフロアマットだと砂や髪の毛のような細かいゴミに苦戦しましたが、お菓子の食べカスや砂利は0.5~1往復で吸引完了。子どもが車内を汚しがちでもきれいに保ちやすいといえます。稼動音は71.5dBと静かではないものの、日中に使う分には騒音にならないレベル。カプセル式の集じん方式でフィルターを外すときにゴミを触る必要がありますが、集じん容積は0.29Lと大きめで、お手入れの頻度自体は少なく済むでしょう。充実したノズルに加えて延長ホースがつき、手が届きにくい場所の掃除がしやすいのも魅力。付属品は収納ケースにすっきりまとめられます。ただし、夏場に高温の車内に放置することは発火のリスクがあるため避けてくださいね。車内を清潔に保ちたい人に、ぜひ検討してほしい1台です。
おすすめスコア:4.41(2026/02/26時点)
最安価格:3,980円(2026/02/26時点)
静音性が高く、コンパクトで扱いやすいハンディクリーナー
Mitea Labの「MyStick Neo」は、夜間や早朝にも使いやすい、できるだけ静かなものを求める人におすすめです。稼動音は69.2dBと比較した掃除機のなかでも静かなほうでした。出勤前や夜遅くに帰宅したときなど、汚れに気付いたときにすぐ使いやすいでしょう。吸引力も十分にあり、本革・トレーマットのようにツルツルした素材であれば細かいゴミや髪の毛・お菓子の食べカスを1往復で完全に吸い切れました。フロアマットのように毛足が長い素材でもお菓子や砂利はある程度吸い取れたので、吸い残しは気になりにくいといえます。本体は389gとかなり軽量で、取り回しやすいところもうれしいポイントです。T字ノズルや細口ノズルに加えてブラシもついているので、隙間の掃除もしやすいでしょう。集じん方式はカプセル式。ゴミに触らずにフィルターを外せるうえ、紙パックを買い足すコストもかかりません。ただ、集じん容積は0.12Lと小さいため、こまめにゴミ捨てが必要になる点はややネックです。とはいえ、比較的静音性が高く、音を気にせず使いやすいのが本品の魅力。ノズル類は付属の収納袋にまとめられるので、あちこちを探す手間なくサッと取り出せますよ。取り回しもよく、思い立ったときにすぐに使える車用掃除機を探している人は、ぜひ検討してみてくださいね。
おすすめスコア:4.39(2026/02/26時点)
最安価格:3,183円(2026/02/26時点)
車内の細かい場所も掃除しやすい。ブロワー機能つきの小型機
UOOTPCの「ハンディクリーナー」は、細かい場所の掃除をしたい人や持ち運びたい人におすすめです。336gと軽量なので車内でも取り回しやすく、ブロワー機能つきで隙間の細かいホコリも飛ばせます。LEDライトで暗い部分のゴミも視認しやすいうえ、付属のブラシを活用すれば隅々まできれいにできるでしょう。吸引力の検証では、本革やトレーマットのようなツルツルした素材であれば1往復で砂や髪の毛・お菓子の食べカスを完全に吸いきれました。ただし、フロアマットのような毛足の長い素材だと、毛糸や髪の毛・食べカスは残ってしまったため、細かいゴミで汚れやすい場合はカーペットクリーナーとの併用がおすすめです。稼動音は75.8dBと静かとまではいえませんでしたが、騒音にはならない程度の大きさです。集じん方式はカプセルタイプで、紙パックの交換や書い足しが必要ない点も魅力。ただし集じん容積は0.10Lとかなり小さめなので、こまめにゴミを捨ててくださいね。比較した商品のなかでもトップクラスの軽さが美点で、吸引力も素材によっては1往復できれいにできます。取り回しやすさ重視なら検討してもよいでしょう。
おすすめスコア:4.38(2026/02/26時点)
最安価格:19,680円(2026/02/26時点)
屋内でも使いやすい。吸引力が高いハンディクリーナー
アイリスオーヤマの「充電式ハンディークリーナー スタンド付き SCD-160P-T」は、屋内と車内の掃除を一台でこなしたい人や、吸引力の高さを重視する人におすすめです。スティッククリーナータイプなので屋内でも隅々まで掃除しやすく、パワフルな吸引力で目立つゴミをしっかりと吸い取ります。本革・トレーマットなどのツルツルした素材に使用すると、砂のように細かいゴミや髪の毛も1往復で完全に吸い取れました。毛足の長いフロアマットでは吸い残しが目立ったものの、食べカスや砂利は0.5往復で吸い取れたので、子どもがいる家庭でも十分活躍する吸引力といえます。T字ノズルのほかに細口ノズルもついているので、狭い場所の掃除もスムーズ。662gという軽量さも魅力で、取り回ししやすいでしょう。稼働音は74.5dBと、日中の使用であれば騒音にはならないレベルです。集じん容積は0.22Lと比較した掃除機のなかでは大きいほうですが、ゴミ容器のフタに砂が噛むと開閉しにくくなったのが気がかり。お手入れ時には手間を感じる可能性があります。軽量であるうえ吸引力の高いスティッククリーナーなので、お手入れ時の手間を許容できるのであれば、屋内外で重宝するでしょう。
おすすめスコア:4.36(2026/02/26時点)
最安価格:8,540円(2026/02/26時点)
稼動音は大きめだが吸引力の高さは魅力。屋内用にも向いている
アイリスオーヤマの「アイリスプラザ 充電式ハンディクリーナー」は、吸引力を重視する人・屋内でも使いたい人におすすめです。吸引力が高く、100V電源の充電スタンドが付属しているので、屋内でも保管しやすいでしょう。実際に本革は1往復で、トレーマットなら0.5往復で砂やお菓子の食べカス、髪の毛などが完全に吸い取れました。フロアマットのように毛足が長い素材だと細かいゴミの吸い残しがありましたが、お菓子の食べカスや砂利は0.5往復できれいにでき、子どもがいる家庭でも重宝するでしょう。LEDライトやブロワー機能はありませんが、細口ノズルやブラシがついており、隙間に入ったゴミを吸い取りやすいところはメリットです。重量も503gと軽量なので、掃除の途中で手が疲れにくいといえます。集じん方式はカプセル式ですが、ゴミ容器のフタに砂が噛むと開け閉めしにくいところがネック。集じん容積も0.17Lとそこまで大きくないので、ある程度こまめなお手入れが必要です。また、稼働音は83.3dBと大きめなので、夜間の掃除は避けましょう。昼間に掃除することが多く、吸引力の高さを重視する人は、ぜひ検討してみてくださいね。
おすすめスコア:4.35(2026/02/24時点)
最安価格:4,699円(2026/02/24時点)
隅々まで掃除したい人向き。フレキシブルホースで掃除しやすい
DOFLYの「ハンディクリーナー」は、隅々まで掃除したい人におすすめです。比較した掃除機のなかでは珍しいフレキシブルホースが付属しており、運転席の足元など入り組んだところまで掃除しやすいでしょう。LEDライトつきで、暗い部分のゴミを視認しやすいところもメリット。付属の細口ノズルやブラシを使えば、隙間のゴミも吸い取りやすく便利です。重量も543gと比較した商品のなかでは軽量なので、掃除中に手が疲れる心配は少ないといえます。稼働音は73.6dBと静かとはいえませんが、日中使う分には騒音になりにくいレベル。吸引力はそこそこで、本革・トレーマットなら1往復である程度のゴミを吸い取れます。フロアマットのように毛足が長い素材だと吸い残しが目立ち、お菓子の食べカスを吸い切るのに2往復かかりました。集じん容積は0.33Lと大きめではあるものの、ゴミ容器のフタが押し込みタイプになっており、砂を噛んでフタの開閉がしづらくなったのがネック。お手入れに手間をかけたくないという人には不向きです。
おすすめスコア:3.96(2026/02/24時点)
最安価格:1,258円(2026/02/24時点)
静かだが吸引力が弱い。電池交換が必要な乾電池式
山善の「YAMAZEN ハンディクリーナー ZHJ-340」は、稼動音が64.4dBという静音性の高さが魅力。ただし、吸引力が弱く、絡まったゴミを吸いにくいと感じました。本革・トレーマットでは1~1.5往復でゴミを吸い取れましたが、フロアマットでは2往復してやっとお菓子の食べカスが吸い切れるレベルでした。取りきれなかったゴミも目立ったため、ツルツルした素材の上だけを掃除するならよいでしょう。また、乾電池式なので電池交換が必要なところもネック。集じん容積は0.15Lと小さめなうえ、ゴミ容器の取り外しをしやすくする逆止弁がついていないので、お手入れに手間がかかる可能性があります。吸引力や使い勝手には物足りなさを感じますが、静かな掃除機を探している人なら選択肢に入るでしょう。
監修者:松村透(株式会社キズナノート代表取締役・カージャーナリスト)
ガイド:高村悠(マイベスト アウトドア・カーバイク用品担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


