この記事の要点
仮想通貨取引所BitMEX(ビットメックス)の共同創設者であるアーサー・ヘイズ氏は2026年2月23日、自身のX(旧Twitter)への投稿で、現在保有している仮想通貨の銘柄構成を公開しました。
投稿によると、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に加え、ハイパーリキッド(HYPE)およびジーキャッシュ(ZEC)を保有しており、仮想通貨はこれら4銘柄で構成されていることが示されました。
また、仮想通貨以外では、金・銀・銅・ウランの採掘企業や石油大手、防衛関連企業、ラテンアメリカのエネルギー企業の株式を保有していることも明らかにしています。
加えて、実物の金(ゴールド)も保有しているとも述べており、仮想通貨に加えて資源関連株や現物資産を含めた資産構成の全体像が示されています。
HYPE価格で10万ドル賭けを提案
BitMEX創業者が10万ドルの賭け提案「HYPE価格で対決」
ヘイズ氏の投稿では、ビットコインとイーサリアムに加え、プライバシー特化型のジーキャッシュ(ZEC)および分散型永久先物取引プラットフォームHyperliquid(ハイパーリキッド)のネイティブトークンであるHYPEを保有していることが示されました。
ヘイズ氏は以前からジーキャッシュに対して強気な姿勢を示しており、2025年12月には「ZECの最初の目標は1,000ドル」と発言していました。
HYPEについても、同氏は2025年8月に約262万ドル(約3億8,000万円)相当を取得するなど積極的に買い増してきた経緯があります。
また、今回公開されたポートフォリオにはミームコインやAI(人工知能)関連トークンは含まれておらず、仮想通貨の保有銘柄が限定されている構成となっています。
なお、ヘイズ氏は保有比率や各ポジションの規模については明らかにしておらず、公開範囲は銘柄名の提示にとどまっています。
株式の保有内容については、金・銀・銅・ウランの採掘企業に加え、石油大手やラテンアメリカのエネルギー企業の株式も保有対象に含まれていることが明らかになっています。
防衛関連株については、ヘイズ氏自身が「merchants of death」(死の商人)という表現を用いており、防衛関連の銘柄も保有対象に含めていることが示されました。
また同氏は「実物の金も保有している」と明かしており、株式に加えて現物資産も組み入れている構成となっています。
ヘイズ氏がポートフォリオを公開した2月23日時点で、ビットコインは約6万6,000ドル(約1,000万円)付近で推移しており、直近24時間では約4.7%下落する場面もみられました。
こうした仮想通貨市場が軟調な局面での公開となり、同氏が仮想通貨に加えて資源株や実物の金を含めた保有内容を示した点に関心が集まっています。
BTCを左右する「ドル増刷と地政学リスク」
ビットコイン価格を左右する「ドル増刷と地政学リスク」アーサー・ヘイズ氏が語るマクロ構造
ヘイズ氏はこれまでも、マクロ経済の動向に基づいた仮想通貨投資の見解を発信してきました。
2025年8月にはイーサリアムやハイプ(HYPE)、ENA(エセナ)などを合計約1,590万ドル(約23億3,000万円)規模で取得しており、同年9月には「ビットコインの強気相場は2026年まで続き、価格は70万ドルに達する可能性がある」との予測も示しています。
記事執筆時点の仮想通貨市場では、米国の関税政策や地政学リスクの高まりを受けて下落基調が続いており、ビットコインは10月の史上最高値から調整した水準で推移しています。
こうした環境のなかで公開された、仮想通貨に加えて資源株や実物の金を含む同氏のポートフォリオは、市場の注目を集めています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=154.86 円)
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Source:アーサー・ヘイズ氏X投稿
サムネイル:AIによる生成画像


