カメラやレンズを湿気・カビから守る「防湿庫」。ドライキャビネットとも呼ばれ、湿度を一定に保った庫内に大切な機材を保管できます。しかし、東洋リビングやハクバなどのメーカーからさまざまな商品が販売されており、どれを選んだらよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の防湿庫6商品を集め、3個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの防湿庫をランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなカメラ防湿庫は「除湿力が高く電気代が安いうえに、使いやすい商品」。徹底検証してわかった防湿庫の本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなカメラ防湿庫を「除湿力が高く電気代が安いうえに、使いやすい商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のカメラ防湿庫6商品を集め、以下の3個のポイントで徹底検証しました。検証①:除湿力検証②:電気代の安さ検証③:使いやすさ
おすすめスコア:4.8(2026/01/21時点)
最安価格:39,591円(2026/01/21時点)
除湿力が高く運転コストも安い!選んで損しない充実のスペック
防湿庫の心臓部である電子ドライユニットを世界ではじめて開発した国内メーカー、東洋リビングの「オートクリーンドライ ED-41CAT」。防湿庫業界のパイオニア的なメーカーであり、プロ写真家や写真愛好家から高い評価を得ている市場の定番商品です。除湿力の検証では約2.5時間で庫内湿度が50%以下となり、除湿スピードは非常に優れているといえます。庫内の湿度も安定しており、意図せず湿度50%を超えることはありませんでした。庫内は空気の対流がある様子で、庫内の場所による湿度の違いはほとんどありません。電気代は、除湿から安定稼働となるまでに約0.5円とトップクラスの安さでした。ランニングコストは低く、電気代を気にする必要はないでしょう。湿度設定はダイヤルを一度回すだけでよくシンプル。さらに、可動式の棚板や汎用コンセントを備えており、とても使いやすい印象で高い評価を得ました。除湿力・消費電力の少なさ・使いやすさすべてを兼ね備えたカメラ防湿庫。防湿庫を検討しているすべての人におすすめできる商品です。
おすすめスコア:4.3(2026/01/21時点)
最安価格:15,000円(2026/01/21時点)
優れた除湿速度と安定性。湿度調整が楽で、電気代も高くない
EC通販サイトでカメラ防湿庫やワインディングマシーンを販売するブランド、HOKUTOの「防湿庫 HP-38EX」。同社のHSシリーズよりも多機能であることを謳う、ミドルレンジクラスの商品です。除湿力を検証すると、2時間かからずに一定以下の湿度となり除湿スピードはトップクラスでした。そのあと湿度変化はほぼなく、除湿力では高い評価を得ました。検証で電気代を計測すると、除湿から安定稼働までの48時間で約1.47円。前面の操作パネルが点灯するため、下位モデルのHSシリーズより電気代が高くなった可能性がありますが、24時間稼働させてもあまり負担とは感じない安さといえるでしょう。湿度の設定は前面の操作パネルから1%刻みで設定が可能。防湿庫の扉を開けることなく設定が変えられるため、便利に感じました。扉の開閉もしやすく、棚板も引き出せるタイプです。庫内を照らすLED照明もついており、スムーズに目的の機材を取り出せるでしょう。
おすすめスコア:4.28(2026/01/21時点)
最安価格:14,680円(2026/01/21時点)
除湿性能はトップ。湿度の変化もほとんどなく電気代も低め
防湿庫やワインディングマシーンを販売するブランド、HOKUTOの「防湿庫 HS-41L」。基本的な機能をすべて備えながらも手の届きやすい価格で、ECサイトで高い人気を誇る商品です。除湿スピードが非常に速く、2時間たたずに湿度が50%以下になりました。そのあとも湿度変動はほとんどなく、2%以内にとどまりました。庫内の湿度も場所に関わらず一定で、除湿力の検証では高評価を得ました。消費電力は高くはなく、今回の検証では安定稼働まで約1.34円でした。24時間稼働させても負担にはならない電気代といえるでしょう。使いやすさの検証では、引き出せる棚や開けやすい扉を備えており好印象です。説明書推奨の方法では湿度調整ノブを二度操作する必要がありますが、使いにくいとは感じませんでした。
おすすめスコア:3.97(2026/01/21時点)
最安価格:25,740円(2026/01/21時点)
棚は引き出せないが、除湿スピード十分で運転費用は安め
カメラバッグ・三脚の国内シェアトップの国内老舗写真用品メーカー、ハクバの「E-ドライボックス KED-40」。除湿方式は乾燥剤式ながら比較的低価格で、エントリーユーザーからも注目を集めている商品です。除湿力を検証したところ、約6.3時間で湿度は一定以下に。十分な除湿スピードといえ、不満には感じないでしょう。検証中一度だけ湿度が50%を超えることがありましたが、1時間たたずに再び50%以下に低下しました。庫内の場所による湿度の違いはほとんどありません。また、検証における電気代は安定稼働まで約1.3円なので、ランニングコストは安く抑えられるでしょう。使いやすさの検証では、棚板は引き出せず庫内LED照明がない点が気になりました。しかし、湿度設定のノブは一度操作するだけでよく、長期間運転させても面倒に感じないでしょう。
おすすめスコア:3.85(2026/01/21時点)
最安価格:21,780円(2026/01/21時点)
トップクラスの除湿力と使いやすさ。電気代は高め
業界大手のカメラ防湿庫メーカー、トーリ・ハンから2023年6月に発売となった「ドライ・キャビ PD-40」。デジタルコントローラーを搭載したモデルで、除湿方式はペルチェ素子式です。除湿力の検証では、約1.1時間で湿度が50%以下まで低下し除湿スピードは今回検証したなかでもトップクラス。安定後も湿度の変化はほとんどなく、通電している限りはカビの発生は考えにくいでしょう。検証開始から2時間は扉付近と除湿装置付近で湿度の差がありましたが、安定後は庫内の場所による湿度の違いはほとんどありません。電気代の検証では2日間で約4.9円と安いとはいえない結果に。前面の液晶ディスプレイの採用で電気代が高くなっている可能性があります。湿度の上下にかかわらず電気代が高めなので、気になる人は注意しましょう。湿度の設定は前面の操作パネルから1%刻みで設定が可能。防湿庫の扉を開けることなく設定が変えられるため、便利でした。棚板は引き出せるタイプで可変式なので、機材に合わせて高さを調整可能です。庫内を照らすLED照明もついており、スムーズに目的の機材を取り出せるでしょう。
おすすめスコア:3.79(2026/01/21時点)
最安価格:12,800円(2026/01/21時点)
電気代はそこそこだが、除湿力に優れ湿度変化はほぼゼロ
PCアクセサリやオフィス用品などを幅広く製造・販売する国内メーカー、サンワサプライの「カメラ防湿庫 200-DGDRY001」。1%単位で湿度の設定が可能なデジタル操作パネルを搭載しつつも、価格を抑えた商品です。除湿力の検証では、除湿スピードは速く約2.5時間で庫内の湿度が50%以下まで低下しました。また、そのあとは湿度の変動が2%以内に収まり、非常に高い安定性が見られます。庫内での湿度差も目立たず、除湿力は高い結果となりました。電気代の検証では期間中で約5円と安いとはいえない結果に。ただし湿度が安定したのちは1日あたり2円程度のため、あまり気にする必要はないでしょう。使いやすさの検証では、液晶ディスプレイでの湿度設定や引き出せる棚に加え、庫内LED照明を搭載。奥の機材も確認しやすく、出し入れしやすい印象です。取っ手の代わりに指が掛かりやすい工夫がされています。
おすすめスコア:(2026/01/21時点)
最安価格:37,791円(2026/01/21時点)
おすすめスコア:(2026/01/21時点)
最安価格:52,000円(2026/01/21時点)
おすすめスコア:(2026/01/21時点)
最安価格:62,000円(2026/01/21時点)
おすすめスコア:(2026/01/21時点)
最安価格:25,940円(2026/01/21時点)
監修者:藤井智弘(写真家)
ガイド:八幡康平(元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


