寒い時期のテレワークやオフィスワークの際に、デスク下で足元を局所的に温められる便利なデスクヒーター。エアコンの暖房だけだと少し肌寒いときにおすすめのアイテムで、アイリスオーヤマ・ニトリ・パナソニックなど、多くのメーカーから販売されています。しかし、コの字型や円柱型、足元パネル付きやブランケット付きなどさまざまなタイプがあるうえ、デザインや安全性への配慮も異なるため、どれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のデスクヒーター16商品を集め、8個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめのデスクヒーターをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなデスクヒーターは「1人用暖房器具としてこたつのように足全体が温まり、座ったままでも操作しやすくシーズンオフはコンパクトにしまえる商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなデスクヒーターを「1人用暖房器具としてこたつのように足全体が温まり、座ったままでも操作しやすくシーズンオフはコンパクトにしまえる商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のデスクヒーター16商品を集め、以下の8個のポイントで徹底検証しました。検証①:温かさ検証②:温度調整のしやすさ検証③:座ったままでの使いやすさ検証④:くつろぎやすさ検証⑤:設置・片付けのしやすさ検証⑥:電気代の安さ検証⑦:安全性への配慮検証⑧:お手入れのしやすさ
おすすめスコア:4.7(2026/01/09時点)
最安価格:7,980円(2026/01/09時点)
こたつのような温かさ。リラックスして使えるのもポイント
ライズクリエイションの「atRise パネルヒーター」は、足元の冷えに悩んでいるあらゆる人におすすめ。足全体を包み込む360度ヒーター・屋根とブランケット・足元パネルによりとにかく温かいデスクヒーターです。温かさにフォーカスした商品が多いなか、使用感にもこだわっています。温かさはトップクラスで、強モードで稼動したところつま先・すね・ふくらはぎ・ひざに相当するいずれの測定箇所でも2分前後で26〜28℃に上昇。ただし30分後の足元パネルの温度は50.7℃と非常に高く、素足や靴下を履いた状態だと低温やけどの恐れが。スリッパを着用するといった対策が必要です。最も弱いモードでは30分後も41.7℃にとどまったので、温かくなりはじめたら早めに設定を下げるとよいでしょう。入口はマグネットで簡単に外せるので、足の出し入れもしやすい印象。操作ボタンが足の間に来るような仕様なので足を広げるだけで操作でき、リモコンも付属しています。検証したなかでも大型で内部の空間が広いため、足を広げたり組んだりとリラックスして使えるでしょう。延長コード付きなので、あわせて使用すればほとんどのコンセントに届きます。大型なので設置には広めのスペースが必要ですが、比較的軽量で丸めたあとに固定するバンドと袋がついてくるので収納はしやすいでしょう。1時間あたりの電気代は最弱モードで約3.1円、最強モードで約5.0円と高すぎません。天面や側面は水を弾くつくりで、汚れを落としやすいのも魅力。転倒時オフ機能やオートオフ機能もあり、本体の熱さにさえ気をつければ総じて大きな欠点が見当たりません。平均的な価格ながらしっかり温まれて使いやすいので、ぜひ最初に検討してみてください。
おすすめスコア:4.66(2026/01/09時点)
最安価格:7,980円(2026/01/09時点)
デスク下の小さなスペースに。足全体が温かく、使い勝手良好
優良國際の「LaFuture ロイヤルパネルヒーター レギュラーサイズ」は、手頃なサイズで温かく、使い勝手もよいデスクヒーターがほしい人におすすめです。大きすぎず内部はやや狭めですが、そのぶんデスク下の設置スペースが小さくても置きやすいでしょう。操作ボタンは手に届きやすい高い位置にあり、リモコン付きで使い勝手も良好。マグネット式の入口で足の出し入れも簡単です。温かさは比較した商品のなかでトップクラス。強モードではつま先・すね・ふくらはぎ・ひざのすべてで、1分半~3分以内に26~28℃に達しました。ただし、30分後の足元パネルの温度は54.3℃まで上昇したため、足元の低温やけどには十分注意が必要です。5段階の温度調整ができるので、熱くなりすぎる前に温度を変更しましょう。設置・片付けのしやすさも申し分ありません。コードは2m以上と長く、部屋の好きな場所で使いやすいでしょう。重量1.15kgと軽いので、持ち運びも負担になりません。収納時は丸めて小さくまとめられ、付属の収納袋に入れられました。また、1時間あたりの電気代は最弱モードで約3.1円、最強モードで約5.6円と、比較した商品のなかでも安め。電気代が気になる人におすすめです。ブランケットは取り外し可能で、お手入れしやすいのも魅力。天面の内側や側面の外側は水を弾く加工がされており、汚れを落としやすい工夫も十分です。転倒時オフ機能や自動オフ機能の安全性に配慮した工夫がありますが、操作ボタンがやや熱くなるので低温やけどに注意しましょう。温かさと使い勝手のよさが魅力のデスクヒーター。足全体を包み込む構造の設置しやすい商品がほしい人は、この機会にぜひチェックしてください。
おすすめスコア:4.6(2026/01/09時点)
最安価格:8,980円(2026/01/09時点)
コードが長く足全体が温かい。軽量で大きな商品がほしい人に
優良國際の「LaFuture ロイヤルパネルヒーター ワイドサイズ」は、軽量で大きめのデスクヒーターがほしい人におすすめです。足全体を包み込む構造で、温かさは十分。内部の高さは51.0cmで同メーカーのレギュラーサイズとほぼ変わりませんが、内部の幅は47.0cmと広く足を動かしやすいつくりでした。リモコン付きで操作ボタンが高い位置にあり、座ったまま使いやすいのも魅力。入り口はマグネット式なので、出入りもしやすいでしょう。温かさも申し分ありません。実際につま先は135秒で26℃に、ひざは84秒で28℃に到達。ふくらはぎは温まりにくかったものの、すねはそれほど時間がかからずポカポカと温まりました。5段階の温度調整が可能で、モードを変えればちょうどよい温度にできるでしょう。ただし、30分後の足元パネルの温度は45.8℃まで高くなったため、低温やけどに注意が必要です。1時間あたりの電気代は最弱モードで約2.5円、最強モードで約5.0円と、比較した商品のなかでは安め。コードは2.38mと長くて使い勝手がよく、設置・片付けのしやすさは高評価です。1.42kgと軽量で、収納袋があることもメリット。一方で、丸めても幅15.5×奥行16.0×高さ54.0cmと大きめだったため、収納スペースの確保が必要でした。側面の外側・天面の内側などに水を弾く加工があり、汚れてもお手入れしやすいのは利点。ブランケットは外してお手入れできます。転倒時オフ機能や、タイマー付き自動オフ機能を搭載している点もメリット。しかし、使用中の操作部分は44.3℃だったため、少し熱くなりやすいといえました。同じ大型タイプの他社製品にはより安くて高性能な商品もあったため、比較検討は必要。とはいえ、軽量でサイズの大きいデスクヒーターを探している人は候補に入れたいアイテムです。
おすすめスコア:4.4(2026/01/09時点)
最安価格:6,680円(2026/01/09時点)
離席が多い人に。足を出し入れしやすく、しっかり温かい
HEATFARの「4面発熱 パネルヒーター pro」は、温かさを重視していて離席が多めの人におすすめ。ふくらはぎは包み込まない構造ですが、足元パネルやブランケットがあるので、しっかり温かく感じます。ふくらはぎにパネルがないぶん、足の出し入れがしやすく離席がスムーズにできるでしょう。実際に稼動させると、つま先は79秒で26℃に到達。構造上、ふくらはぎの位置まで温めるには時間がかかったものの、最強モードを30分使えばすねやひざの位置も30℃以上まで上昇しました。足元パネルは41.4℃まで上昇しましたが、最弱モードに切り替えて30分使うと32.3℃まで下がり、温度調節も十分にできているといえます。しかし、熱くなりやすいぶん最強モードでは低温やけどに注意が必要です。なお、温まりやすいものの1時間あたりの電気代は最弱モードで約1.9円、最強モードで約4.3円とデスクヒーターのなかでは安めでした。コードは1.73mと十分な長さ。たたむだけで丸める手間はありませんが、重量が2.04kgとやや重いので、座りながら片づけるのは大変かもしれません。加えて内部は広くなく、体格や姿勢によっては窮屈に感じる可能性も。操作ボタンが少し低い位置にあるのでかがむ必要があるうえ、座った状態だと見づらいのもネックです。本体に防水性や撥水性はありませんが、付属のブランケットは洗濯できるためお手入れも十分にしやすい印象。転倒時オフ機能やオートオフ機能があり、低温やけどにさえ気をつければ、安全性への配慮も感じられます。内部のスペースは物足りませんが、足の出し入れをスムーズにしたい人や電気代を気にする人にはおすすめできます。
おすすめスコア:4.3(2026/01/09時点)
最安価格:7,980円(2026/01/09時点)
温かさとデザイン性を重視する人に。幅は狭めだが中は広い
万通商事の「TOKAIZ パネルヒーター TPH-001」は、温かさとデザイン性を重視する人に向いています。検証した商品は地味なデザインが多かったなか、派手な柄が入っていて華やかな印象です。足元パネルもあり、つま先から温まりやすいでしょう。温かさの検証では、つま先が120秒で26℃に到達。一方ふくらはぎやひざが温まるのには時間がかかり、ふくらはぎは30分間稼動しても28℃に到達しませんでした。一方で、1時間あたりの電気代は最弱モードで約3.1円、最強モードで約6.2円と高すぎません。30分最強モードで稼動したところ足元パネルは47.7℃まで上昇したものの、弱モードに変更すると30分で39.4℃まで下がりました。温度調節も十分機能しているようです。とはいえ温度が高いぶん低温やけどのリスクがあるので、スリッパを履くなどして対策をしましょう。天井があることで操作ボタンの視認性は低いものの、高めの位置にあるので座ったまま押しやすいのはメリット。内部の幅は38cmと狭めですが、高さがあり入口に壁もないため、ある程度はくつろげそうです。4時間で切れるオートオフ機能や転倒時オフ機能があるのもポイント。側面の外側や天面の内側に防水・撥水性があり、汚れも落としやすいでしょう。しかし重量は2.46kgあり、設置や収納は負担。コードが1.36mと短いので設置場所も限られるでしょう。また、実際に使ってみると天面を取り付けるためのチャックがスムーズに動かない点が気になりました。扱いにくさはあるものの、足元から温まれて華やかなデザインも魅力的。デザインが気に入った人は検討してみましょう。
おすすめスコア:4.2(2026/01/09時点)
最安価格:5,980円(2026/01/09時点)
コンパクト性と温かさを両立。足元パネルが怖いなら候補に
アイリスオーヤマの「ぐるポカ パネルヒーター APH-R12A-T」は、デスク下が狭い人や収納時のコンパクトさを重視する人で、温かさも譲れない人におすすめ。すねほどの高さのコンパクトな商品で設置場所や収納場所を選びにくく、0.83kgと軽量なので扱いやすいでしょう。丸めると非常にコンパクトになる一方、高さがないぶんひざの高さまでは温まりませんでした。とはいえすね・ふくらはぎの位置は、3〜4分で28℃まで上昇。30分稼動しても足元は26.8℃と高すぎず、低温やけどのリスクも低いでしょう。1時間あたりの電気代は最弱モードで約2.5円、最強モードでも約3.1円と安価。足元パネルがないため、安全面での懸念もとくにありません。側面の外側は水を弾くので、汚れを落としやすいのも魅力です。天井こそないものの、囲っているスペースが小さいので、足を広げたり組んだりしにくいのは気になるところ。そのうえ操作ボタンがやや低い位置にありリモコンがないので、かがむ必要があるのもネックです。操作性や温かさ重視の人には不向きですが、靴を履いたままオフィスで使いたい人やコンパクト性にこだわる人なら候補になるでしょう。
おすすめスコア:4.19(2026/01/09時点)
最安価格:5,980円(2026/01/09時点)
安いタイミングなら候補に。足元パネル付きで足全体が温まる
Joyhouseの「遠赤外線パネルヒーター」は、足元パネル・天井・360度パネルがそろっており、足全体が温まりやすいデスクヒーター。使い勝手は気になる点があるものの、安いタイミングなら候補になるでしょう。最強モードで30分稼動させると、足元パネルの温度が39.7℃になり、そのほかの場所もしっかり温度が上がりました。足全体が温まる一方で足元は40℃を下回っており、低温やけどのリスクは低め。弱モードにしても足元パネルの温度が0.7℃ほどしか下がらず、消費電力もそれぞれのモードで変わらなかったため温度調整は苦手な点を念頭に置いておきましょう。熱くなりにくいうえに3時間で切れるオートオフ機能や転倒時オフ機能があり、安全性に配慮されています。さらにどの面も水を弾くため、汚れを落としやすいのもメリットです。一方で電源ボタンの位置がかなり低く、しっかりかがまないと押せないのは気になる点。加えてサイズがあまり大きくなく、入っていて窮屈に感じる可能性もあるでしょう。天井と足元パネルの両方をチャックで取りつける必要があり、準備や片づけもやや面倒に感じるかもしれません。総じて使いやすいとはいいがたい仕様ですが、比較的安く暖房性能は優秀。セールの対象になっていたら検討してみてください。
おすすめスコア:4.17(2026/01/09時点)
最安価格:5,980円(2026/01/09時点)
足の出し入れがスムーズ。靴を履いたままの使用も可能
万通商事の「TOKAIZ パネルヒーター TPH-002」は、離席が多く足全体を包み込むよりも足の出し入れをスムーズにしたい人におすすめ。足全体を覆っていないので窮屈に感じにくく、足の出し入れが簡単にできます。操作ボタンが高い位置にあり、座ったまま使いやすいのも魅力です。足元パネルがないため、安全性が不安な人や靴を履いたまま使用したい人にもおすすめ。天面や底面がないため、汚れる可能性も低いでしょう。そのうえ、1時間あたりの電気代は最弱モードで約3.1円、最強モードで約5.0円と安め。本体重量が1.42kgと軽めで取り回しやすいのも利点ですが、コードが1.375mしかないので、事前に設置場所とコンセントの距離を確認しておきましょう。電気代が抑えられているのもあり暖房性能はいまひとつで、最強モードを30分稼動させたときの足元の温度は27.6℃。すねやひざも同程度で低温やけどのリスクは低いものの、温かさ重視の人には物足りない可能性があります。弱モードにしても2℃しか差がなく、温度調整も苦手な印象です。しっかり足全体を温めたい人には向きませんが、構造上足の出し入れがしやすく、柄の選択肢が多いのもうれしいポイント。温かさより立ち座りのしやすさやデザイン性にこだわるなら検討してもよいでしょう。
おすすめスコア:4.16(2026/01/09時点)
最安価格:3,480円(2026/01/09時点)
3,000円前後の安価な商品。温まりにくいがお手入れ簡単
Hill Stoneの「パネルヒーター」は、手頃な価格のデスクヒーターがほしい人におすすめです。3,000円前後で購入でき、比較した商品のなかでもかなり安価。1時間あたりの電気代も最弱モードで約1.9円、最強モードで約5.0円と安めで経済的です。コの字型で収納時の幅は39.5cmと大きいものの、奥行が小さいためスリムに収納可能。電源コードは1.4mと短いので、コンセントの近くで使用しましょう。側面の外側に水を弾く加工が施されており、汚れ落としも簡単。洗えるひざ掛け付きで、お手入れしやすいのも魅力です。転倒時オフ機能や、4時間で電源が切れる自動オフ機能も搭載。ただし、強モードで30分使うと操作ボタンが63.2℃とかなり高温になり、やけどのリスクがあるのは難点です。温度は3段階から選択可能。実際に稼動して30分後の足元パネルの温度は27.8℃と低く、安全に使いやすいこともメリットです。しかし、温かさはいまひとつ。ひざを約2分で28℃まで温められたものの、つま先が26℃に達するまでに389秒もかかりました。足全体を包み込むタイプではないため、すねやふくらはぎは温まりにくいでしょう。操作ボタンが高い位置にあり、座ったまま使いやすいのはメリット。足全体を覆っていないので内部もややゆとりがあり、足の出し入れが簡単にできます。安価な商品がほしい人の選択肢のひとつとなるでしょう。
おすすめスコア:4.14(2026/01/09時点)
最安価格:6,980円(2026/01/09時点)
組み立てが簡単。つま先だけならしっかり温めやすい
YUSIDOの「五面発熱 パネルヒーター」は、組み立てが簡単でつま先をしっかり温められるものがほしい人におすすめ。背面以外を包むデザインですが、チャックを使わずに設置できるので設置ハードルは低いでしょう。コードも1.64mと十分な長さがあります。足元パネルがあり、温かさの検証ではつま先部分がしっかり温まりました。しかし足元パネルの温度は55.7℃にもなったので、低温やけどに注意が必要。また、つま先以外は満足いくほど温度が上がらず、足元全体を温めたい人には向きません。最強モードから最弱モードにしても温度変化の幅が小さく、温度調整もやや苦手です。電源ボタンは天井で隠れて見づらいものの、位置が高めなので押しやすいでしょう。内部の奥行きが小さめですが、高さや幅があるため、くつろぎやすさも悪くありません。どの面にも防水・撥水性が見られないものの、毛布はないのでお手入れの負担もそこまでなさそうです。ほかの商品同様に、転倒時オフ機能やオートオフ機能も搭載していました。一方で、1時間あたりの電気代は最弱モードで約3.7円、最強モードで約5.6円とヒーター全体では安いものの検証したデスクヒーターのなかでは高め。電気代の安さや足全体の温まりやすさを重視する人には不向きですが、つま先が冷えやすい人なら検討の余地がありそうです。
監修者:中村剛(家電王)
ガイド:田丸大暉(Hiroki Tamaru)(家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


