大人用のベッドで赤ちゃんと添い寝する際に、転落を防ぐ赤ちゃん用ベッドガード。ベビーベッドを卒業後、添い寝に移行するために検討している人もたくさんいるでしょう。しかし、フェンスタイプやクッションタイプなどさまざまな種類があるのに加え、素材やサイズ、固定方法も異なるので「赤ちゃんが寝返りしてもずれずに安全に使えるのはどれ?」「やっぱり設置は大変?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の赤ちゃん用ベッドガード8商品をすべて集め、検証を実施。どれが最も優れた商品かを決定しました。なお、mybestではベッドからの転落を防ぎ、挟まったりぶつかってケガをしたりするリスクを回避できる、安全性に配慮された商品を優れたベッドガードと定義しています。上記商品を探すため、以下の5項目の検証を行いました。検証①:転落のしづらさ検証②:ずれにくさ検証③:子どもの様子の見やすさ検証④:ぶつかっても痛くないか検証⑤:設置のしやすさ
おすすめスコア:4.72(2025/12/15時点)
最安価格:4,880円(2025/12/15時点)
開閉がスムーズで乗せ下ろしが楽!安全性への配慮も申し分なし
BabyGooから販売されている「ベッドガード」は、ネジ固定式のフェンスタイプの商品。フレームを支える部分にはテントなどに使用される丈夫なオックスフォード生地を使用しており耐久性に優れているうえ、部屋の雰囲気とも合わせやすい落ち着いたデザインです。ガードは60cmと高さがあり、高さ調整は28段階可能。ワンタッチで簡単にマットレスサイズに合わせて調整ができますよ。また、開閉ロックには解除がしづらい「ダブルチャイルドロック機能」がついており、誤操作を防止し転落のリスクを最小限にできる構造といえます。さらに、ガード部分のふちの幅は9.5cmと低く視認性も優秀で、少し離れた場所で家事をしていても子どもの様子を確認しやすい印象です。ガードの上下フレームにはクッション材がついており、ぶつかってもケガをしにくいですよ。また、上下開閉式で子どもを抱っこした状態でもベッドへの乗り降りがしやすいうえ、片側だけを開けられるので子どもだけをベッドに運ぶ時も楽に乗せ下ろしができます。ずれにくさの検証では、10kgのメディシンボールで衝撃を与えてもベッドガードがずれて隙間ができることがなかったため、挟み込みのリスクも低いでしょう。安全性と使いやすさへの配慮が細かい部分まで行き届いており、ベッドガード選びに悩んだら第一候補にすべき商品といえます。
おすすめスコア:4.59(2025/12/15時点)
最安価格:5,180円(2025/12/15時点)
メッシュの面積が広く様子を見やすい!フェンスの高さも魅力
Kadahisの「ベッドフェンス」はネジ固定式の商品です。フェンスの高さが67.5cmあり足をかけにくく、よじ登れない高さであるため転落のリスクが低い構造といえることが特徴。マットレスの厚さに応じて、フェンスの高さはワンタッチで8段階調整が可能なため、さまざまな厚さに対応できると謳っています。ロック部分はダイヤル式のボタンを回してからボタンを押す2段階ロックを採用。誤操作のリスクが低く、いたずらで触っても子どもが簡単に解除できない印象です。柵の開き方は、抱っこしている状態でもベッドへ寝かせやすい上下開閉式で、片手での操作も楽にできますよ。中央のメッシュ部分の面積は広く、ふちの幅が10.5cmと比較的子どもの様子を見やすい構造。また、ガードの上下フレームにはクッション材がついており、衝突時の衝撃を和らげます。ネジ固定でガッチリと固定ができ、ずれにくさの検証でもずれて隙間ができることなく安定していたので挟み込みのリスクも低いといえます。視認性が高く子どもの様子を見やすいうえ、ロックの構造が複雑で子どもが開けにくく安心して使用できるため、いたずら好きで活発な子どものいる家庭におすすめです。
おすすめスコア:4.3(2025/12/15時点)
最安価格:5,280円(2025/12/15時点)
フェンスが高く転落のリスクを軽減。ふちが低く様子も見やすい
Hugmuuから販売されている「ベッドガード C13」は、高さ5〜24cmまでのマットレスに取りつけが可能なネジ固定式の商品。ネジでの固定が難しい場合に使用できる付属品としてベルトとマジックテープが付属しており、取りつけ時の状況に合わせて固定方法を選べるのが特徴です。フェンスの高さは、64cmと子どもが足をかけづらい十分な高さ。また、高さは24段階で細かく調整が可能なため、マットレスが厚めのものでもガード力を損なわずに使用できますよ。ネジ固定でガッチリと固定ができ、ずれにくさの検証では10kgのメディシンボールで衝撃を与えてもずれることなく安定していたので、挟み込みのリスクは低いといえます。また、ロックは前後1か所ずつ配置されたボタンを同時に押しながら下へスライドする必要があり、子どもが触っても簡単には解除できない構造です。ただし開け方自体は簡単なので、開け方を覚えた子どもがいたずらしないように注意してくださいね。さらに、フェンス中央のメッシュ部分の面積は広めでついているポケットもメッシュ素材なうえ、ふちの幅は11cmとベッド内の様子が見やすく、子どもの状況を把握しやすいでしょう。乗せ下ろしが楽にできるので、夜寝かせるだけでなくお昼寝もベッドでさせるなど、使用頻度が高い人におすすめの商品です。
おすすめスコア:4.17(2025/12/15時点)
最安価格:7,200円(2025/12/15時点)
フェンスの高さは魅力だが、ふちの幅が広く様子が見づらい
シンセーインターナショナルの「ベッドフェンスライト 2.0」は、ベルト固定式の商品。子どもが開けにくいトリプルロックを搭載しており、いたずらをしても簡単に開かないのが特徴です。フェンスの高さは66cmと、子どもが立ち上がっても足をかけにくく簡単には乗り越えられない高さといえます。また、ロック部分はチャイルドロックを解除してから開閉ボタンを押した状態でボタンを横にスライドさせて開けるトリプルロック仕様で、子どもでは開けられない構造。柵の開き方は上下開閉式ですが、開閉時にやや力が必要で抱っこしている状態で少し手間取る可能性があります。また、フェンスの高さの調整がネジで行うタイプのため、ワンタッチ式に比べると調整と設置には時間がかかるでしょう。ずれにくさの検証では10kgのメディシンボールで衝撃を与えたところベルト固定のため固定力がやや弱く、ずれて若干隙間が空きました。加えて、ふちの高さが20cmと高く子どもの様子をやや見づらい印象。ベッドに子どもを寝かせた状態でやや離れた場所で家事をしたい人や、設置を手軽に行いたい人には不向きな商品といえるでしょう。
おすすめスコア:4.1(2025/12/15時点)
最安価格:4,799円(2025/12/15時点)
フェンスの高さ調整幅の広さが魅力。ふちの幅が狭く様子も見やすい
GUUSII HOMEの「ベッドフェンス」は、高さ3〜30cmまでのマットレスに取りつけが可能なネジ固定式の製品。フェンスには子どもがうれしい動物のデザインが描かれています。フェンスの高さは64cmで乗りこえにくい十分な高さがあるうえ、24段階の高さ調整機能付きでマットレスの厚さに応じた高さ調整が可能で、転落のリスクが低いでしょう。また、ネジ固定でガッチリと固定ができ、ずれにくさの検証では10kgのメディシンボールで衝撃を与えてもずれて隙間ができることがなかったため、挟み込みのリスクも低いといえます。加えて、中央のメッシュ部分の面積は広く、ふちの幅が12cmとやや低めで子どもの様子が見やすい印象。さらに、ガードの上下フレームにはクッション材がついており、衝突した場合でもケガをしにくいといえます。しかし、開閉時のロックは前後1か所ずつ配置されたボタンを同時に押すと解除される仕様。ボタンを同時に押しながら下げるような二段階仕様ではなく、成長後にいたずらで開閉する可能性もあるため、子どもが操作しないよう注意してください。フェンスの高さは十分で片側のみの開閉も可能なため、乗せ下ろしもしやすい構造であるといえますが、ロックがやや簡易で物足りない印象。力がついてきた子どもがいる家庭には、不向きな商品といえるでしょう。
おすすめスコア:3.91(2025/12/07時点)
最安価格:8,800円(2025/12/07時点)
ふちの幅が広く視認性が低いうえ、固定力も物足りない
デンビーの「プレミアムベッドガード」は、ベルト固定式の商品。フェンスが前後開閉式で手前側に倒せるので、出入りがしやすいと謳っています。フェンスの高さは48cmとやや高さは物足りない印象。また、高さ調整機能がないため立ち上がった状態だと乗り越えやすいのはデメリットといえます。ずれにくさの検証では10kgのメディシンボールで衝撃を与えたところベルト固定のため固定力がやや弱く、ずれて隙間が空きました。さらに、ふちの高さが20cmと高いため子どもの様子をやや見づらい印象。加えて、前後開閉式のため柵の開き方はフェンスを手前側に開く形になるため、ベッド横に開閉する際に必要な48cmのスペースが必要です。購入前にはスペースの確認を必ず行いましょう。また、開閉ボタンが左右のフレームの下部にあり、やや前傾姿勢で押す必要があるため、子どもを抱っこした状態で柵を開く場合にはやや負担を感じやすいのは難点。抱っこしたままで開閉をスムーズに行いたい人には不向きな商品です。
おすすめスコア:3.8(2025/12/15時点)
最安価格:7,363円(2025/12/15時点)
組み立て不要ですぐに使えるが、フェンスの高さが物足りない
リトルプリンセスの「伸縮式ベッドレール」は、ネジやベルトの固定が不要で、ベッドとマットレスの間に挟み込みマットレスの重さで固定する商品。横幅を短く調整できるため使用しないときは収納がしやすいと謳っています。組み立て不要で箱から出せばすぐに使用できる点はメリット。また、ふちの幅も狭く視認性が高い印象です。一方で、フェンスの高さは51cmありますが高さ調整機能がないため立ち上がった状態では高さが物足りなく、乗り越えやすいのは大きなデメリット。また、固定にはネジやベルトを使用しないため、ずれにくさの検証では衝撃を与えたところ隙間ができてしまい、ずれやすい印象でした。また、柵の開き方はフェンスを手前側に開く前後開閉式のため、ベッド横に開閉できる分のスペースが必要です。購入前にはフェンスの高さ分の51cmのスペースがあるか必ず確認しましょう。加えて、左右のフレームの下部に開閉ボタンがあり、押すときはやや前傾姿勢になる必要があるため、柵を開く際に腰にやや負担を感じやすいのは難点。子どもを抱っこしながら出入りしたい人には不向きな商品です。
おすすめスコア:3.38(2025/12/15時点)
最安価格:8,280円(2025/12/15時点)
ずれにくさは優秀だが、フェンスの高さが物足りない
Edenplaykeyの「ベッドガード」は、ぶつかってもケガしにくい柔らかいクッション素材を使用したネジ固定式の商品です。使用場所に合わせて形が変えられるよう、内部に形状を保つための芯材が入っており、状況に合わせた使い方ができますよ。ガードの高さは24cmとやや低めですが、寝返りを保護する分には問題ないでしょう。また、ネジ固定のため、ずれにくさの検証ではガードがずれて隙間ができることなく安定していました。一方で、立ち上がった状態では高さが物足りなく、乗り越えやすいのは大きなデメリット。お昼寝で1人だけで寝かせることは避けたほうが良いといえます。フェンスタイプに比べると組み立ての手間もなく、ネジ固定でしっかりと固定はできるものの、高さが物足りずガード力が低いため、ベッドでの使用には不向きといえます。
監修者:白石佳子(ベビーグッズ・コンシェルジュ)
ガイド:奥冨舞(マイベスト へルスケアチームマネージャー)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。



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