子どものおねしょを吸収し、汚れや水濡れから寝具を守るおねしょシーツ。おしっこの量が増えてきたり、トイトレ中の子どもがいたりなど、睡眠時のおしっこ漏れ対策に便利な商品です。西松屋・ニトリなどさまざまなメーカーから販売されていますが、ボックスタイプやゴムつきのフラットタイプなど種類が豊富なので、どれを選ぶか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のおねしょシーツ17商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのおねしょシーツをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなおねしょシーツは「おしっこの量が多くても朝まで寝具が濡れず、手入れが楽に行える商品」。徹底検証してわかったおねしょシーツの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなおねしょシーツを「おしっこの量が多くても朝まで寝具が濡れず、手入れが楽に行える商品」と定義。ベストなおねしょシーツを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のおねしょシーツ17商品を集め、以下の5個のポイントから徹底検証しました。具体的な検証内容は以下のとおりです。検証①:防水性の高さ検証②:ズレにくさ検証③:速乾性の高さ検証④:手入れのしやすさ検証⑤:毛玉のつきにくさ
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高い防水性と速乾性が魅力。快適な使い心地を求める人に
アイティーエスエスの「防水アンダーシーツ」は、赤ちゃんの快適性に加えて、ママ・パパにとっての扱いやすさも重視する人におすすめ。シーツの下に敷くフラットタイプで、サイズ展開はベビー布団からダブルまで4種類となっています。実際に水をかけておもりを載せたところ、優れた防水性を発揮。シーツの裏に水が染みなかったうえ、シーツ表面にも水が残りませんでした。また速乾性の検証では、室内干しであっても6時間あれば完全に乾き、朝洗っておけば当日の夜には使用可能なため、洗い替えを買っておく必要はありません。また、10時間摩擦を与えても毛玉がつきにくかったため、ワンシーズンきれいな見た目で使えるのはうれしいポイントでした。加えてネットに入れれば、洗濯機での洗濯・乾燥機の使用も可能。ただし洗濯機で脱水をする際は、防水加工のあるものに対応している洗濯機か確認するようにしましょう。天竺素材を使用した生地は薄めですが、ポリウレタンコーティングを施すことで、滑りにくくなっており、さらに四隅に太めのゴムがついており、マットレスに固定できるので、寝返り時もシーツがズレにくいといえるでしょう。防水性が高いので、マットレスを絶対に濡らしたくない人も安心して使いやすいといえます。子どものおねしょが多く、洗濯の手間を減らしたいという人はぜひ検討してみてください。
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高い防水性に加え手入れも簡単!短時間で乾くベストバイ
リレイションの「防水 Care Sheets」は、シーツの下に敷くフラットタイプのおねしょシーツ。寝具の変化に気づきにくく敏感な子どもでも使いやすいうえ、機能性にも優れているのでおねしょシーツ選びに迷っているすべての人におすすめです。速乾性の検証では、洗濯後に室内で干したところ、4時間でしっかり乾きました。頻繁な洗濯にも対応しやすく、朝洗ってもその日の夜には使用できるので、洗い替えを用意する手間を省けますよ。防水性の検証では、水をかけたシーツにおもりを置いて8時間放置しても、シーツの裏に水が染みませんでした。また、シーツ表面にも水は残らずしっかり吸水できたため、布団や衣服が濡れる不快感を最小限に抑えられるでしょう。さらにネットに入れれば洗濯・乾燥が可能なため手入れも簡単。ただし洗濯機で脱水をする際は、防水加工のあるものに対応している洗濯機か確認してくださいね。また、ジャージ生地なので摩擦を与えても毛玉がほとんどつかず、きれいな見た目を維持できたので、ワンシーズンしっかり使えるのもうれしいポイント。しかし、生地の特性上やや滑りやすい点は難点でした。とはいえ、四隅に太く短めのゴムがついており、マットレスにしっかり固定できるため、寝返りをうってもある程度はズレを防げるでしょう。防水性・速乾性・手入れのしやすさなど使い勝手に優れていることに加え、サイズは45~60cmのミニ~5.5人まで寝られる300×205cmまで15種類あり、カラーも6色と豊富です。おねしょシーツ選びで迷ったらこの商品を選んでみてくださいね。
おすすめスコア:4.57(2025/12/18時点)
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手軽におねしょ対策できる!防水性と手入れのしやすさが魅力
アイティーエスエスの「防水おねしょシーツ」は、シーツの上に敷くフラットタイプ。汚れても防水シーツを洗うのみで済みます。上に敷くタイプですが、室内干しでも6時間で乾いたため、洗ってその日のうちに使いたい人にぴったりです。肝心の防水性も優秀。水をかけておもりを載せた状態で8時間放置しても、シーツの裏に水が染みなかったうえ、シーツ表面にも水が残りませんでした。寝ている子どもの衣服が汚れるリスクを最小限にできますよ。薄手のサラサラ生地で、厚手の生地よりはズレの懸念があるものの、四隅に太めのゴムがあり角をしっかりと止められます。そのうえポリウレタンのコーティングは厚めで、就寝中のズレは気になりにくいでしょう。また、ネットに入れれば洗濯機・乾燥機が使えるのもメリット。ただし洗濯機で脱水をする際は、防水加工のあるものに対応している洗濯機か確認しましょう。10時間摩擦を与えると目視でもわかるほどに毛玉ができてしまったため、長期間きれいな見た目で使いたい人には向きませんが、しっかりおねしょ対策ができるだけでなく、手入れが簡単な商品を求める人にはおすすめ。カラー展開も豊富なので、寝具に合わせて選んでみてくださいね。
おすすめスコア:4.56(2025/12/18時点)
最安価格:2,490円(2025/12/18時点)
ボックス型でズレにくい。洗濯・設置を楽に済ませたい人に
ニトリの「防水マルチすっぽりシーツ 5756536」は、シーツのズレが心配な人におすすめ。シーツの上に敷くボックスタイプで、マットレスをすっぽりと覆うのが特徴です。そのうえ綿のパイル生地で厚みがあるため滑りにくく、子どもの寝返りによるズレが気になりにくいといえます。実際に水をかけておもりを置いたところ、シーツの裏に水が染みず、シーツ表面にも水が残りませんでした。また、シーツの上に敷くタイプのため、おねしょシーツを1枚洗うだけで済むのも利点。ネットに入れて洗濯機で洗えるうえ、漂白剤も使用できます。ただし洗濯機で脱水をする際は、防水加工のあるものに対応している洗濯機か確認してくださいね。また、毛玉が気になりにくいのもポイント。10時間摩擦を与えても、目視ではほとんど毛玉が確認できませんでした。漂白剤が使えることも相まって、清潔感のある見た目を維持しやすいでしょう。一方、速乾性はいまひとつ。部屋干しから8時間経過後も、乾いていない部分が残っていました。乾燥機にも対応していないので、雨天時にはサーキュレーターで乾燥を促したり、浴室乾燥を使ったりとひと工夫が必要なのは難点でした。洗い替えなしで1枚だけで使いたい人には不向きですが、ズレにくく、洗濯物が少ないボックスタイプの購入を検討している人にとっては有力候補になりますよ。
おすすめスコア:4.5(2025/12/18時点)
最安価格:1,300円(2025/12/18時点)
毛玉ができにくいうえ、防水性・速乾性に優れたシーツ
ジー・アンド・エフの「速乾防水シーツ」は、シーツの下に敷くフラットタイプのおねしょシーツ。シーツの下に敷くタイプのため汚れたらシーツごと洗う必要がありますが、速乾性が高いため子どものトイレトレーニングを始めたばかりの人におすすめの商品です。防水性の高さの検証では、水をかけた上からおもりを載せて8時間置いても、シーツの裏側に水が染みなかったうえ、シーツ表面にも水が残りませんでした。また、速乾性の検証では室内干しで6時間で乾いたため、洗い替えがなくても問題ないといえます。 また、ネットに入れれば洗濯機で洗えるうえ、10時間摩擦を加えても毛玉がほとんどできなかったため、洗濯を繰り返してもきれいに使用し続けやすいでしょう。しかし洗濯機での脱水はNGであり、乾燥機や漂白剤も使用できないため、手入れの手間がかかることは難点でした。とはいえ、ズレにくさの検証では、生地が薄いためやや滑りやすい点は惜しいものの、四隅に太く短めのゴムがついており、マットレスにしっかり固定できるため、寝返りをうってもある程度はズレを防げるでしょう。洗い替えがいらず、ワンシーズンきれいに使用できれば十分という人は候補に入れてくださいね。
おすすめスコア:4.42(2025/12/05時点)
最安価格:2,680円(2025/12/05時点)
部屋干しですぐには乾かないが、シーツが大きくズレにくい
CHKコーポレーションの「防水ボックスシーツ」は、見た目を清潔に保てて手入れも簡単。生地は薄手でコーティングにも厚みがないため、少しのズレには懸念があるものの、シーツの上に敷くボックスタイプなので、大きくズレる心配が少ない商品がほしい人におすすめです。薄手でさらさらとしたジャージ・ブロード素材を使用していて、毛玉がつきにくいのもうれしいポイント。ワンシーズン使用しても見た目が損なわれにくく、寝心地への影響も抑えられるでしょう。また、ネットに入れれば洗濯機や乾燥機の使用が可能。ただし洗濯機で脱水をする際は、防水加工のあるものに対応している洗濯機か確認してくださいね。防水性の検証では、水をかけておもりを載せて8時間が経過してもシーツの裏に水が染みませんでしたが、シーツ表面には水滴が残っていました。吸水力は高くないため、シーツが汚れたらすぐに取り替えることをおすすめします。乾きやすいともいえず、室内干しで完全に乾かすには8時間かかりました。乾きにくい雨天時は、乾燥機との併用や洗い替えが必要です。サイズがシングル~キングまで5種類展開されているのは魅力なので、布団やマットレスサイズに合わせて選びたい人は候補に入れてくださいね。
おすすめスコア:4.41(2025/12/18時点)
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防水性が高く、ズレにくい。洗濯量を減らしたい人にも
アイリスオーヤマの「おねしょ防水シーツ」は、シーツの上から敷くタイプで、防水性が高いものがほしい人におすすめ。水をかけておもりを載せてもシーツの裏に水が染みず、表面の水分も吸収しました。シーツの上に敷くため、設置が簡単にできますよ。毛玉のつきにくさの検証では、目視ではほとんどわからないほど毛玉がつきませんでした。また、四隅にゴムがあり、しっかりとマットレスに固定できるのも魅力。また、綿のパイル生地は薄くて柔らかいですが、厚みのあるポリウレタンコーティングがされているため、ズレにくいのもうれしいポイントでした。汚れた際はおねしょシーツのみ洗えばよいため、手入れも楽。ただし、洗濯機洗いにはネットが必要で、乾燥機や漂白剤の使用はできません。また洗濯機で脱水をする際は、防水加工のあるものに対応している洗濯機か確認してくださいね。また、速乾性はいまひとつ。室内干しをしてから8時間後も水分を含んでいて、まだ寝られる状態ではありませんでした。とはいえ、2枚入りなので洗い替えを購入する必要はないため、上に敷くタイプで、洗い替えを購入せずに使用したい人は選択肢に入れてみてください。
おすすめスコア:4.36(2025/12/18時点)
最安価格:1,999円(2025/12/18時点)
手入れを楽にしたい人に。ネットなしで洗濯機洗いができる
イクズスの「防水シーツ」は、シーツの上に敷くフラットタイプ。おねしょをしても防水シート1枚洗うだけで済むうえ、検証したなかで唯一ネットに入れずとも洗濯機で洗えるため、手入れのしやすさを重視する人におすすめです。洗濯はそのまま、乾燥機はネットに入れれば乾燥機も使用が可能。ただし洗濯機で脱水をする際は、防水加工のあるものに対応している洗濯機か確認しましょう。防水性の高さもポイント。水をかけておもりを載せてもシーツの裏に水が染みることはなく、シーツ表面の水分もしっかり吸収しました。毛玉のつきにくさの検証でも高評価を獲得し、買い替えの頻度を抑えられますよ。また、四隅のゴムでマットレスを固定できるのも利点。ゴムは細めで固定力は弱いものの、綿のパイル生地にもポリウレタンコーティングにも厚みがあり、寝返りによって大きくズレることを防げるでしょう。気になるのは速乾性に欠ける点。室内干しを始めてから8時間後も完全に乾ききっておらず、乾燥にかなり時間がかかりました。乾燥機が使える場合は問題ないものの、洗ったその日に自然乾燥させて使いたい人には不向きですが、乾燥機のある家庭は候補に入れてみてください。
おすすめスコア:4.34(2025/12/18時点)
最安価格:2,980円(2025/12/18時点)
子どもがたくさん寝返りしてもズレにくい。2枚セットで洗い替えに便利
ケラッタの「kerata 防水シーツ」は、ズレにくいフラットタイプを探している人におすすめ。シーツの上に敷くフラットタイプで、四隅には太めのゴムがあります。さらに、厚みのあるポリウレタンコーティングによってズレをしっかり防止できるでしょう。水をかけておもりを載せても水がシーツの裏まで染み込むことなく、防水性は申し分なし。表面にも水が残らず、しっかり吸水できました。さらに10時間摩擦を与えても、目視ではほとんどわからないほど毛玉がつかなかったので、きれいな見た目をワンシーズン保てるといえます。ネットに入れることで洗濯機で洗えますが、乾燥機には非対応。また洗濯機で脱水をする際は、防水加工のあるものに対応している洗濯機か確認してくださいね。また、実際に室内干しをすると、8時間以上経っても乾いていない部分が残りました。しかし、2枚入りで洗い替えがあるため、乾かなくてもさほど困ることはないでしょう。上に敷くフラットタイプで、設置は簡単。肝心の防水性は高いため、手入れのしやすさにこだわりがなく、寝返りが多い子どもが使うなら選択肢に入れてみてください。
おすすめスコア:4.29(2025/12/05時点)
防水性が高く、ズレにくい。乾きにくいので洗い替えが必要
西松屋チェーンの「防水シーツ(無地)」は、四隅にゴムがついたシーツの上に敷くフラットタイプで、ズレが気になる人の選択肢になる商品。ゴムは細めですが、裏地に厚みがあるポリウレタンコーティングを施しているため、摩擦力が大きくズレにくいといえます。防水性の検証では、水をかけておもりを置いてから8時間後もシーツの裏まで水が染みることはなく、防水性は高評価。表面にも水が残らず、しっかり吸水しています。一方、10時間摩擦を与えると目視でわかる程度の毛玉がちらほらとできました。ワンシーズン使ってもずっときれいな見た目を保ちたい人には向きません。ネットに入れれば洗濯機で洗えるものの、乾燥機や漂白剤は使えません。ただし、洗濯機で脱水をする際は、防水加工のあるものに対応している洗濯機か確認してくださいね。また、室内干しから8時間後も一部乾ききっていない部分があったため、洗ったその日に使いたい人には不向き。肝心の防水性は優秀なので、洗い替えがある場合は検討してもよいでしょう。
監修者:服部益治(⽇本⼩児科学会 ⼩児科専⾨医/⽇本腎臓学会 専門医)
ガイド:奥冨舞(マイベスト へルスケアチームマネージャー)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。



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