「眉は顔の印象を大きく左右する重要なパーツ」という言葉を聞いたことはありませんか?表情の変化に伴って動きやすい眉は、人と話すとき実は目元と同じくらいよく見られているものです。とくに眉毛が濃い剛毛の人は、眉マスカラを使って眉毛の印象を薄くしたり、髪の毛のトーンとあわせたりすると一気に垢抜けます。しかし、眉マスカラはプチプラ・デパコスとさまざまなブランドから展開されていて種類が多く、正直「ブランドや商品によってそんなに違いがあるの?」と思いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の眉マスカラ38商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの眉マスカラをランキング形式でご紹介します。mybestが定義するベストな眉マスカラは「初心者でも地肌につきにくく、塗りムラがなく落ちにくい眉マスカラ」。徹底検証してわかった眉マスカラの本当の選び方も解説しますので、性能や価格を比較してみて、ぜひ購入の際の参考にしてください。
mybestではベストな眉マスカラを「初心者でも地肌につきにくく、塗りムラがなく落ちにくい眉マスカラ」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の眉マスカラ38商品を集め、以下の6個のポイントから徹底検証しました。検証①:色づきのよさ検証②:均一につくか検証③:地肌へのつきにくさ検証④:落ちにくさ検証⑤:扱いやすさ検証⑥:カラーバリエーションの豊富さ
おすすめスコア:4.54(2025/12/18時点)
最安価格:998円(2025/12/18時点)
眉にしっかりと色がつけやすいうえに、汗・皮脂に滲みにくい
韓国高麗人蔘社のrom&nd「ハンオールブロウカラ」は、汗や皮脂で眉が薄くなるのを避けたい人・ムラなく眉に色をのせたい、しっかり眉毛が生えている人におすすめ。色展開は6色とそこそこで、ベーシックなヘアカラーの人であれば自分に合う色を選びやすいでしょう。一方、色づきのよさの検証では今回の検証で唯一高評価を獲得。数回重ね塗りすれば、自眉の色はほとんど透けずにしっかりと色づきました。自眉の黒色が透けたくない、明るめのヘアカラーの人はもちろん、自眉の毛量が多くほかの眉マスカラでは思うように色がのせられなかった人にも一度は試してほしい商品です。テクスチャはサラッとしていて乾きが速く、重ね塗りしてもそれなりに自然に仕上げられる点は好印象。またブラシまでの棒部分の長さは4cmと余裕があり、高評価には一歩届かなかったもののそこそこ地肌にはつきにくいといえるでしょう。さらに、落ちにくさの検証では皮脂に見立てたラード・人工汗液を塗布して擦っても、見た目にはほとんど変化がありませんでした。そのため汗をかいてメイクが崩れやすい夏の時期にもおすすめといえます。手に取ってみると、チューブのような太めの容器にキャップ部分が持ち手になっている形状。使いにくさはほぼ感じないものの、人によっては「持ち手が短すぎて握りにくい」と感じた点が評価を下げる要因になりました。持ち手部分に安定感を求める人には少し懸念といえます。色づきのよさと落ちにくさが魅力で、色ムラのない眉を長時間キープしやすいベストバイ・眉マスカラです。
おすすめスコア:4.49(2025/12/18時点)
最安価格:765円(2025/12/18時点)
ふわっと自然に仕上がるうえに、地肌につきにくく初心者でも扱いやすい
カネボウ化粧品のKATE「3DアイブロウカラーZ」は、眉マスカラを使い慣れない初心者でも自然に仕上げやすい商品。色展開は6色とまずまず豊富なので、多くの人は自分に合う色が見つけられそうです。商品を手に取ってみると、長さに余裕のある持ち手で握りやすい点は好印象。時間のない朝の準備時間に使っても、手から滑り落ちる心配が少ないでしょう。また、ブラシから持ち手までの長さが4.5cmとかなり余裕があり、地肌に液がつきにくかったのもうれしいポイントです。さらに、テクスチャが重すぎないためか毛同士がくっつきにくく、ふわっとした自然な眉毛に仕上げられました。「眉マスカラを塗っている感が強い仕上がりは避けたい」と思っている人にもぜひ一度使ってみてほしい眉マスカラです。なお色づきのよさの検証では高評価には届かなかったものの、自眉がかなり濃い目でなければある程度色づけやすいでしょう。ただし、落ちにくさの検証では皮脂に見立てたラードを加えても崩れにくかったものの、汗に見立てた人工汗液にはやや滲む結果に。汗をかきやすい季節はフェイスパウダーをしっかり重ねるのがよいでしょう。とはいえ、眉マスカラ初心者でも地肌を液で汚しにくく、自然に仕上げやすいのは魅力です。
おすすめスコア:4.44(2025/12/18時点)
最安価格:1,540円(2025/12/18時点)
色づきがよくしっかり眉にもおすすめだが、色展開は少なめ
コージー本舗のRirimew「カラーインブロウマスカラ」は、色づきのよさを重視する人におすすめです。モニターが実際に使ってみたところ、「眉毛1本1本にしっかり密着しやすく、自眉の色が透けて見えない」という声が多数。重ねて塗ることで根本から毛先まできれいに色が乗りやすく、自眉の色が濃い人でも自然に仕上がるでしょう。液のテクスチャが重すぎず軽すぎず、塗ったときに毛束やダマができにくい点もメリット。地肌へもつきにくく、モニターからは「小さく細めのブラシで塗布しやすかった」という声が多く挙がりました。ただしブラシに液が多くついていると地肌につく場合もあるので、塗布前に容器のふちで液の量を調節するとよいでしょう。落ちにくさも高評価で、人工汗液や皮脂に見立てたラードを加えても全体的に色をキープできました。持ち手は太すぎず細すぎない形状で、安定して握りやすい印象です。一方、カラーバリエーションは3色と少ない点はデメリット。髪色にあわせて細かく選びたい場合にはやや物足りませんでした。カラーバリエーションの少なさは欠点ですが、色づきがよく色が濃い自眉も透けにくい点は魅力。垢ぬけた印象の眉を演出したいなら、ぜひ検討してみてくださいね。
おすすめスコア:4.41(2025/12/18時点)
最安価格:1,360円(2025/12/18時点)
汗・皮脂に滲みにくいのが強みだが、カラバリはそこそこ
株式会社かならぼのFujiko「マジカルアイブロウカラー」は、汗・皮脂で滲んで自眉の色が透けて見えない眉マスカラを探している人におすすめの商品。色展開は5色とごく普通なため、ベーシックなヘアカラーを選ぶ人であればそこそこ合う色を見つけやすいでしょう。またこの商品の魅力は、汗・皮脂への滲みにくさ。落ちにくさの検証では、ラードと人工汗液をそれぞれ塗布して摩擦を加えても見た目にはほとんど変化がありませんでした。商品を手に取ってみると、細長い形状で握ったときに余裕があるのはメリット。ただし人によっては「細すぎて安定感に欠ける」と感じたため、扱いやすさの検証はそこそこの評価に収まりました。また、持ち手からブラシの長さは3.4cmとほどほどに長さに余裕があるため、眉マスカラ初心者でなければ地肌に液がつきにくいでしょう。ただし色づきのよさに関しては、人によってはやや物足りなさを感じる結果に。複数回塗り重ねればある程度自眉の色は見えなくなるものの、一度の塗布では完璧に色づけるのは難しい印象です。そのため、ささっと手軽に眉の色を変えたいときには少し手間に感じられる恐れがあります。さらにテクスチャーは軽めで毛束になりにくく、均一につくかの検証では高評価には届かなかったものの、自然に仕上げやすいのも美点。ただしなかには「液をつけすぎると毛が硬くなりやすい」という声も挙がったため、ふんわり仕上げるには少しテクニックが必要でしょう。トータルで見ると、発色やカラーバリエーションにやや物足りなさを感じるものの、滲まず落ちにくい点は好印象。自然な眉色を長時間キープしたい人におすすめな眉マスカラといえます。
おすすめスコア:4.39(2025/12/18時点)
最安価格:725円(2025/12/18時点)
汗・皮脂に強く扱いやすいのは魅力だが、 カラバリは一般的
コーセーのVisee リシェ「インスタント アイブロウ カラー」は、汗でメイクがよれやすいのが悩みの人におすすめ。色展開は5色とごく普通なため、ベーシックなヘアカラーを選ぶ人であればそこそこ合う色を見つけやすいでしょう。落ちにくさの検証では皮脂に見立てたラードや人工汗液を塗布して擦っても、見た目にはほとんど変化がなく、色が落ちにくい点は大きな魅力といえるでしょう。そのうえ持ち手部分の長さ・太さ・重さもちょうどよく、商品を実際に使用したモニターからも「長すぎず短すぎない絶妙なサイズ感」と好評。使いやすい眉マスカラがほしい初心者におすすめです。また、実際に眉に塗布してみると一度の塗布でほとんどの毛に色をのせられた点は好印象。眉毛が濃い人は数回重ね塗りする必要がありそうですが、薄め〜普通の毛量であれば十分な色づきといえます。サラッとした伸びのよいテクスチャですが、塗り重ねると毛同士がくっついて束になりやすかったため、ふんわりとした自然な眉に仕上げたい人は二度塗り程度で留めておくのがよいでしょう。とはいえ、持ち手からブラシまで3.5cmと長さに余裕があり、地肌に液がそこそこつきにくかった点はうれしいポイント。ただし、「ロケット型のブラシが使いにくく地肌についた」と評価したモニターもいたため、誰が使っても地肌につかないとはいい難いでしょう。夏場の汗をかきやすい環境でも、滲みにくくきれいな状態をキープできる眉マスカラがほしい人にはうってつけの商品です。
おすすめスコア:4.34(2025/12/18時点)
最安価格:1,100円(2025/12/18時点)
サッと塗るだけでしっかり色がつくが、色展開が少ないのが欠点
伊勢半のkiss「うす眉メーカー」は、自眉の色をしっかり隠してナチュラルな眉毛を演出したい人におすすめです。色づきがかなりよく、実際に使用したモニターからは「サッと塗るだけできれいに発色した」「自眉の黒色が透けなかった」という声が寄せられました。均一に色がつきやすい点もポイント。重すぎず軽すぎないテクスチャで、「根本から毛先まで均一につきやすく、毛同士が束にならなかった」という好意的なコメントが多数寄せられました。また、ブラシが円すい型で先端が細くなっており、眉毛が短い部分に塗っても地肌に色がつきにくい点でも評価を伸ばしています。落ちにくさも優秀で人工汗液や皮脂に見立てたラードを吹きかけても、全体の色をきれいにキープできました。全体的にコンパクトな形状なので、小回りが利きやすく、眉尻の細かい部分にも塗りやすいでしょう。一方、カラーバリエーションは2色とかなり少なめで、髪色や肌の色によっては使いづらいのが惜しいところです。カラーバリエーションは2色と限られていますが、サッと塗るだけで自眉の色を隠せる色づきのよさはかなり魅力的。明るい髪色に合わせて、眉色をしっかり明るくしたい人にはうってつけの商品ですよ。
おすすめスコア:4.31(2025/12/18時点)
最安価格:1,320円(2025/12/18時点)
持ち手が長めで安定感に優れているが、カラバリは少なめ
エリザベスのシアーズ「スキニーカラーブロウ」は、汗をかいてメイクがよれやすい人や、扱いやすい眉マスカラがほしい人におすすめ。色展開は3色と少なく、似合うヘアカラーが限られるのは惜しいポイントといえます。実際に商品を使用したモニターからは「持ち手が長く細めで握りやすく、安定感がある」と好評。そのうえ、落ちにくさの検証では皮脂に見立てたラードや人工汗液を塗布して擦っても、見た目にはほとんど変化がありませんでした。そのため、握ったときの安定感・崩れにくさを求める人にはうってつけでしょう。ただし、色づきのよさの検証はそこそこの結果に。何度か塗り重ねても、自眉の色を完全に隠すのは難しかったため、自眉が濃いめの人には力不足な商品といえます。一方、ブラシまでの棒の長さは3.5cmと余裕があり、鏡を見ながら慎重に使えば地肌に液はつきにくいでしょう。さらに、ある程度ダマができにくかった点から、眉マスカラの使用経験がある人であればそれなりにきれいに仕上げやすい商品といえます。手軽に扱いやすく、美しく仕上げた眉をキープできる滲みにくさが魅力の眉マスカラです。こちらの商品は終売となっています。
おすすめスコア:4.31(2025/12/18時点)
最安価格:3,190円(2025/12/18時点)
汗や皮脂に強いのはメリットだが、カラバリは物足りない
カネボウ化粧品のKANEBO「スタイリングアイブロウフィクサー」は、扱いやすくダマになりにくいものがほしい人におすすめです。商品を使用したモニターからは「持ち手の長さ・重さ・太さがちょうどよい」との声が。手にフィットし扱いやすく、安定感のある塗り心地が魅力といえます。また実際に眉に塗ってみると、毛同士がくっつかず、ふんわりと仕上がった点は好印象。軽すぎず重たすぎない、ほどよいテクスチャで眉毛1本1本をコーティングできました。色づきはそこそこで、一度塗りでは色がのりにくかったものの、2~3回塗ればほとんど自眉の色は透けない結果に。毛が細めの人なら十分色づけられるでしょう。さらに、眉マスカラを塗布した人工皮革にラードや人工汗液をつけて擦っても、ほとんど滲みませんでした。前髪を下ろしている人でも、皮脂や汗で擦れてもアイブロウメイクをキープできるでしょう。ただしブラシが太く、松ぼっくりのような形状のためやや地肌につきやすい点はネック。先端に液がたまったときは、ティッシュオフしてから使うことをおすすめします。くわえて、カラーバリエーションが3色と少ないのが惜しい点。とはいえ、扱いやすくて落ちにくいものがほしいという人は検討してみてください。
おすすめスコア:4.28(2025/12/18時点)
最安価格:2,458円(2025/12/18時点)
汗をかいても落ちにくくカラバリ豊富だが、色づきは期待できない
L'OREALのshu uemura「クシ ブロー」は、カラーバリエーションが豊富で扱いやすいものを求める人に向いています。色展開が8色と多く、頻繁に髪色を変える人もぴったりな色を見つけやすいでしょう。落ちにくさの検証ではラードや人工汗液をつけて擦ってもほとんど変化が見られず、皮脂や汗への耐性も高かったのがポイント。夏の暑い日でもメイクしたてのきれいな状態を長時間キープできそうです。実際に使用したモニターからは、本体の握りやすさが好評。持ち手が細く長いため手にフィットしやすく、「指先でぐっと握れて安定感がある」といったポジティブなコメントが多数見られました。さらに、ブラシは細く角度がついているため小回りが利きやすく地肌への付着もそこまで気になりません。軽めのテクスチャのためダマになりにくく、眉毛1本1本につけやすいのも好印象でした。しかし「ブラシが小さくて根元が塗りづらくムラになった」とマイナスなコメントを残したモニターも。さらに色づきにくく、ほとんどのモニターが「3回以上塗らないと眉にしっかり色がのせられなかった」とコメント。一度塗りでさっと仕上げたい人は使いづらいでしょう。重ね塗りは必須ですが、落ちにくく扱いやすい本商品。豊富なカラーバリエーションのなかから、髪色やパーソナルカラーにぴったりな1本を選びたい人にはおすすめです。
おすすめスコア:4.28(2025/12/18時点)
最安価格:3,279円(2025/12/18時点)
ふわっと自然に仕上がるのは魅力だが、色づきがよいとはいえない
カネボウ化粧品のSUQQU「カラーリング アイブロウ」は、自眉そのままのようなふわっと自然な仕上がりを求める人におすすめの眉マスカラ。ただし色展開は3色と少なく暗めの色がメインなので、ブリーチした明るいヘアカラーの人にあう色はなかなか見つけにくいでしょう。商品を手に取ってみると、持ち手は長さが十分にあり握りやすい点は好印象。やや細めで手にフィットしにくく、扱いやすさの検証では惜しくも高評価を逃しました。とはいえ、ブラシまでの棒部分の長さが3.5cmと長めで地肌に液がつきにくかった点から、初心者でもそれなりに使いやすい眉マスカラといえます。実際に塗ってみると、毛同士が液で束になりにくく、ふわっとした自然な仕上がりに。しかし、検証に参加したモニターからは「3回塗り重ねても眉に色がのりきらない」「眉毛の濃い部分は色が透ける」と色づきについてマイナスのコメントが多く挙がりました。そのため自眉が濃く、しっかり眉に色をのせたい人にはやや不向きな印象です。また、落ちにくさの検証では皮脂には高いキープ力を発揮したものの、汗にはやや滲みやすかった点から高評価には一歩届かない結果に。汗をかきやすい季節は、フェイスパウダーを上から重ねるのがよいでしょう。発色よりもふわっとした自然な仕上がりを求める人にはおすすめできますが、自眉が濃く、しっかり色をのせたい人にはやや力不足な眉マスカラといえます。
監修者:KOTO(@kotoekikuchi)(メイクアップアーティスト/Beauty Director)
ガイド:西海友梨恵(Yurie Nishiumi)(元化粧品開発者/マイベスト コスメ・スキンケア・ヘアケア担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
※ 掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。


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